共感 して握手、オキシトシン 出し方の写真

オキシトシンという言葉を聞いたことはありませんか?セロトニンと同じく「幸せホルモン」と呼ばれている脳内ホルモンです。

「誰かに話を聞いてもらっただけで、ふっと心が軽くなる瞬間ってありますよね。
アドバイスをもらったわけでもないのに、“わかってもらえた”というだけで安心できる。

実はこの感覚、気のせいではなく、脳の中でしっかりとした変化が起きています。

その鍵を握るのが、オキシトシンとセロトニンです。共感が生まれると、安心と安定の連鎖が起こり、心が整っていくのです。

この記事では、共感 → オキシトシン → セロトニンのつながりを、やさしく、わかりやすく解説します。

🌞 共感されると心が軽くなる理由|オキシトシンとセロトニンの関係を解説

些細なことでも、誰かに「わかる~」とか、「辛いよね~」 といってもらうと、「なんだ。私だけじゃないんだ。あの人もがまんしてたのか~」って、気分が楽になりますよね。

今まで、関係ないと思っていた人に急に親しみを感じたりすることもあります。共感されると気分が軽くなります。これはいったいどういうわけでしょうか?

共感されると心が軽くなる“脳の仕組み”

共感したりされたり、他者との絆を感じた時に、オキシトシンが分泌されます。

オキシトシンは、人とのポジティブな相互作用、特に信頼や共感、愛情といった感情が関わる際に分泌が増えることが多くの研究で示されています。例えば、親しい人とハグをしたり、好きな人と時間を過ごしたりする際にオキシトシンの血中濃度が上昇することが確認されています。出典:まめクリニックHP 

オキシトシンの効果を表すときに、よく例えられるのが親子関係です。赤ちゃんに授乳したり抱っこしたりすると、お母さんも赤ちゃんもオキシトシンの分泌が盛んになります。

このような相互的な効果は、近所の人とあいさつを交わしたり、知らない人に親切にしたりすることでも起きます。 親子や家族なら愛情として発展します。他人なら、親しみに発展し、その中の一部は友情や恋愛感情へと発展していくのです。

共感 オキシトシン効果は人間同士だけじゃない

人間同士以外でもオキシトシン効果は期待できます。

🔶 ペットと人間

ペットとのきずな感でも、オキシトシンが分泌されます。これを生かしたものが、アニマルセラピーです。このことに関しても多くの露韻文が発表されています。

オキシトシンによるヒトとイヌの関係性

アニマルセラピーで、人と犬がともに健康で生きる社会に

動物の中でも特に、犬が人間の感情表現を受け入れやすいようです。しかし、猫や鳥、カメなど多くの動物たちがペットとして人間をいやしています。

👩🏻 こんにちは、中の人です。何を隠そう、私も大の犬好きです。我が家の犬はシバイヌです。
冬の夜、シバイヌはストーブの前でまどろんでいます。私はキッチンの片づけが終わるとソファに座って、眠っている犬のお腹と床の間につま先を突っ込むんです。

冷たいつま先をお腹に突っ込まれてシバイヌが嫌がるかと思いきや、我が家のシバイヌは、むぎゅむぎゅっと私の足首まで這い上がってきて、私の足を抱き込んでくれます。すると、冷えていたつま先がホコホコしてくるんです。

シバイヌの呼吸が私に伝わって、私も一緒にうとうとします。冬の夜の、シバイヌと私の幸せな時間。
これ、きっとオキシトシンが出てますよね。

🔶 アンドロイドと人間

アンドロイドは、脳内でオキシトシンを合成することはできません。しかし、人間は、アンドロイドに交換を抱くことができます。アンドロイドと向き合った時、アンドロイドが自分と同じ表情をしてくれると、共感性が生まれることが実験でわかってきました。

近年、介護の現場では介護アンドロイドが活躍しています。介護アンドロイドは、介護される人の表情をまねることができます。介護される人が困り顔をすれば、アンドロイドも困り顔をするのです。すると、介護される人は、アンドロイドに向かって微笑むことがわかったのです。

表情をまねることで、感情に共感したような場面が出来上がり、人間の脳はそれに反応してオキシトシンを分泌することがわかったのです。参考:理化学研究所アンドロイドの表情模倣が共感ホルモンの分泌を促す

🌞 共感 オキシトシンの効果 ⏩ 不安軽減・セロトニンアップの科学

共感しあうと、オキシトシンが分泌されます。では、共感とは何でしょうか?

共感とは?

意見や感情などに、「そのとおりだ」と感じることです。オキシトシンの分泌が盛んになると共感する力が強くなります。また共感された方は、共感されたことによってオキシトシン簿分泌が盛んになります。

「そうよね。私もそう思う。」そんな感情を持ち合うことで、あなたは「1人ぼっちじゃない」と感じます。

ひととの絆によって分泌され、さらに、人への共感力を高めるオキシトシンは、「きずなホルモン」「愛情ホルモン」「幸福ホルモン」などと呼ばれます。

オキシトシンが増えると起こる7つの効果

オキシトシンの主な効果には以下のようなものがあります。

2、出産、授乳 オキシトシン 4、きずなの形成
  ⬇  ⬆   ⬇  ⬆ 5、信頼関係の形成
  1、相互に刺激 6、ストレスや不安の軽減
3、痛みの軽減 セロトニン 7、社会行動の促進

1、セロトニンとの相互的な作用でお互いの分泌を促します。

2、出産と授乳: オキシトシンは、出産時の子宮収縮を促進し、授乳を助ける重要な役割も果たしています。

3、痛みの軽減: オキシトシンにもセロトニンにも、痛みを和らげる効果もあることが知られています。

4、絆の形成: オキシトシンは、人と人との間の絆を強める効果があります。特に母子間の絆や恋愛関係において重要な役割を果たしています。

5、信頼感の増加: オキシトシンは、他者に対する信頼感を高める効果があります。これは、良好な人間関係を築く上で重要です。

6、ストレスや不安の軽減: オキシトシンには、ストレスを軽減し、リラックス効果をもたらす作用があります。また不安を和らげる効果も研究で示されています。

7、社会的行動の促進: オキシトシンは、共感性を高め、信頼関係を築けるので、社会的な行動を促進する効果があります。

オキシトシンは、人との触れ合いや親密な関係を通じて分泌が促進されます。そのため、良好な人間関係を築き、維持することが、オキシトシンの分泌を増やし、幸福感を高めるのに重要です。参考:東京原宿クリニックHP

言葉の共感でもオキシトシンは分泌される?

日常生活で会話がなくなると、脳の働きが衰えて、やがては考える力や生活する活力をなくすといわれています。会話を通して共感したり、笑いあったりすることで、オキシトシンの分泌が盛んになります。すると、人間関係が円満に強まり、また広がっていきます。

共感する言葉もまた、オキシトシンの分泌を盛んにします。参考:住友ファーマHP日頃の会話がものを言う!?

🌞 共感 オキシトシンがセロトニンを整える仕組み|気分安定の科学的根拠

脳内には、さまざまな神経伝達物質やホルモンが存在します。主な幸福ホルモンは3種類あります。

    ドパミン     興奮
    オキシトシン    
    セロトニン    
    メラトニン     鎮静

ドパミン:記憶や学習、意欲を起こし、快楽をもたらします。ドパミンの快楽をご褒美と認識すると、アルコール、薬物、ギャンブルなどで快楽を求めるようになります。

ドパミンが不足すると、パーキンソン病などの原因になります。

オキシトシン:「愛情ホルモン」や「幸せホルモン」とも呼ばれ、共感力や人間関係の改善なども期待されます。

セロトニン(メラトニン):ドパミンやストレスホルモンであるノルアドレナリンを制御し精神を安定させます。夜メラトニン:夜間はセロトニンからメラトニンに変換され睡眠の質を向上させます。

セロトニン不足の症状

朝すっきりと起きられない
セロトニンが不足するとメラトニンも不足します。そのため睡眠の質が悪化、疲れを残したまま目覚めることになってしまいます。
自律神経失調症の症状がある
セロトニンが不足するとコルチゾールが増え、さまざまな不快症状が現れます。原因不明の頭痛やだるさなどです。
姿勢や顔の表情がはっきりしない
セロトニンは筋肉をつかさどる神経に影響を与えます。セロトニンが不足すると、姿勢がわるくなり表情筋も緩みます。
痛みに弱い
セロトニンは痛みを伝える神経に作用します。セロトニンが不足すると、痛みに過敏になります。
キレやすい状態
セロトニン不足で、ドパミンとノルアドレナリンのバランスが崩れます。感情の起伏が激しくキレやすい状態になります。
生活習慣が乱れている
睡眠の質がわるいので、寝起きが悪く、昼間ダラダラして、結局夜更かしをするような生活になってしまいます。

オキシトシン とセロトニン 違い

オキシトシンとセロトニンは、両方とも「幸せホルモン」と呼ばれ、幸福感を与えてくれる物質です。しかし、増やし方や役割には違いがあります。

オキシトシン セロトニン
脳の視床下部、皮膚の表皮で合成 腸の粘膜(主)、血液(血小板)、脳内(縫線核)
ペプチドホルモン 神経伝達物質
共感、スキンシップ、人間やペットとの交流、対話、親切、音楽などが増えるきっかけになる 朝日を浴びる (日光浴)、リズム運動・咀嚼、腸内環境を整える(脳腸相関)など
ストレス軽減効果があり、特に対人関係が円満になりやすい ストレス、痛みへの耐性があがり、穏やかな気質を作る、睡眠の質が向上
合成オキシトシンは医薬品として販売:分娩時の子宮収縮促進や、授乳促進(経鼻薬) 体外合成は不可能、前駆体(5-ヒドロキシトリプトファン)は対外合成可能。医薬品として販売
増やす食品
ビタミンD: かつお塩辛、あんこうの肝、乾燥きくらげ。
ビタミンC: 柑橘類、イチゴ、キウイなど(オキシトシンの分泌をサポート)。
マグネシウム: 海藻類、ナッツ類、魚介類。
トリプトファン(セロトニンの原料): 乳製品、大豆製品、ナッツ類、バナナ。
香り・甘味: 香ばしい香りと適度な甘さ(フルーツグラノーラ、温かい飲み物)
おすすめ食材
トリプトファン:バナナ、乳製品(ヨーグルト、牛乳、チーズ)、豆製品(納豆、豆腐)、ゴマ、ナッツ、魚、肉。
ビタミンB6:魚、鶏胸肉、ごま
炭水化物:バナナ、パン、コメなど
食物繊維:野菜、海藻、きのこ類)や発酵食品(味噌、キムチ)

分泌の相互作用

1、触れ合いや共感
2、オキシトシン分泌される💞
3、ストレスや不安感に襲われる
4、オキシトシンがセロトニン神経を刺激
5、セロトニンの放出が促される🌞
6、不安が軽減
7、穏やかな気質が円満な人間関係を作り共感力が高まる💞🌞

この流れがうまく循環することで、ストレスに対する力が強くなります。

共感 オキシトシンは他者と相互に作用する

オキシトシンとセロトニンが相互に作用しあうことがわかりました。これとは別に、オキシトシンは、自分以外の人、ペットなどとも相互に作用します。

  1. AさんがBさんに共感したり、慰めたりする
  2. BさんはAさんを好きになる/頼りにする
  3. AさんがBさんに、打ち明けたり愚痴をこぼしたりする
  4. BさんはAさんに共感したり励ましたりする

この関係が繰り返されると、やがては強い信頼関係できずなができる。

このような関係は、人とペットの間でも起こります。

  1. 餌をあげ、かわいがる
  2. ペットは飼い主を信頼して、甘え、時には守ってくれる
  3. 飼い主は、甘えられるとよりかわいくなって、やがては、愛情を抱く。

🌞 共感 オキシトシンスイッチをいれるコツ

日常生活の中で、自然にオキシトシンスイッチが入ってくれれば、穏やかな気分で過ごせます。社会の中でも家庭の中でも穏やかな人間関係を築くうえで、とても大切なことです。オキシトシンスイッチは手軽にオンできます。

オキシトシン 出し方📍日常生活

親切心を持つ
この場合の親切心とは、ちょっとした気遣いのことです。「誰かが、ものを落としたら拾ってあげる」とか、「友達が筆記用具を忘れたら貸してあげる」といった些細なことです。
そう言った小さな親切心がオキシトシンのスイッチを入れてくれます。親切にされた人も、オキシトシンスイッチが入ります。

家族やペットと触れ合う
子供の頭をなでたり、背中をさすったりすると、触られた方も触った方もオキシトシンスイッチが入ります。ハグをしたり1つのソファーに並んで座ったりしてスキンシップを楽しむことできずなが深まります。

ぬいぐるみをだく、温かい飲み物を飲む、好きな音楽を聴く、お笑い番組を見る
など心地よい時間を過ごすことでオキシトシンスイッチを入れることができます。

オキシトシン 出し方:オキシトシンサプリ

通販などで「オキシトシン」とうたうサプリは存在します。ただし、実際にオキシトシンそのものが配合されているサプリは販売されていません。

通販などで見る商品例

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「心を落ち着かせる効果があるといわれている原料」を配合したサプリメントが販売されています。

心を落ち着かせる成分

GABA(ギャバ):神経の興奮を鎮め、ストレス緩和やリラックス作用をもたらす。発芽玄米、トマト、ナス、チョコレート。

トリプトファン:リラックス物質「セロトニン」の原料となる必須アミノ酸。バナナ、大豆製品、乳製品、卵。

マグネシウム:神経の緊張をほぐし、イライラを抑制する。ナッツ類、海藻類、大豆製品。

テアニン:緑茶に含まれる成分で、脳をリラックス状態にする。

リモネン:柑橘系の香り成分。脳のα波を増やし、不安や緊張を和らげる。オレンジやレモンの香り。

通販で、オキシトシンサプリを検索するとセロトニンサプリが見つかります。セロトニンは体外合成ができないので、セロトニンの原料になるトリプトファンを含むサプリが主になります。

オキシトシンとセロトニンは相互的に作用しあうので、セロトニンサプリもオキシトシン分泌のサポートをしてくれます。

🔶オキシトシンそのものを含むのは医薬品

医療現場では、オキシトシンは点鼻薬や注射として使われます。これらは医師の管理下でのみ使用される医薬品です。市販サプリとはまったく別カテゴリーです。

オキシトシン 出し方:カウンセリング

どんなに、オキシトシンやセロトニンが十分に分泌できていても、時には、大きなストレスに見舞われることがあります。

たとえば、職場や学校でハラスメントを受けたり、大切な人との別れや、災害被害などです。当人の努力では避けられないことが起こります。

このような場合には、誰かに相談したり愚痴をこぼしたりすることで、救われることは多いものです。

🔶カウンセリングとは?

カウンセリングは、対話を通して心の悩みや問題を整理するサポートをしてくれます。相談者の心に寄りそって、相談者の苦しみや悲しみを軽くしてくれるのです。

カウンセリングが一般の人生相談や法律相談と違うのは、カウンセラーが心の専門家だということです。カウンセラーはあなたの立場に立って共感してくれます。あなたの心を軽くするような言葉がけをしてくれるのです。

カウンセラーは相談者に共感し、やがては信頼関係を築いていきます。オキシトシンは「絆ホルモン」「安心ホルモン」と呼ばれ、人とのつながりを感じたときに分泌されます。

カウンセラーと話すと心が軽くなる要因にオキシトシンの分泌があります。オキシトシンがもたらす安心感や、心の温かさがセロトニンの分泌を促し、情緒的な安定を生み出すのです。

🔶オンラインカウンセリングと対面型カウンセリングの違い

オキシトシンは、共感される・理解される・受け止められるといった体験で分泌されます。共感や理解される間隔は対面でも、オンラインの画面越しからでも、体験できます。

対面カウンセリング オンラインカウンセリング
細かい表情 うなづき、手の様子などが見える うなづきや笑顔などはわかるが、手の様子名地はわかりにくい
場合によっては手や肩などの接触がある 身体的接触はない
同じ部屋で話すので親近感がわく(他人の空間へ入る緊張感がある) 自宅など自分の空間で話す安心感がある(全く違う場所なので親近感あが湧きにくい)
対人緊張がある人にはストレス オンライン機器に慣れない人にはストレス
移動が必要なので人によってはストレスになる 移動のストレスはない
9,000円/90分など オンラインよりは高め 3,000円/30分など 対面よりは手ごろなことが多い

🔶対面とオンラインオキシトシンが出やすいのはどっち?

対面式のカウンセリングでは、1つの部屋で話すので距離感は近く、場合によっては、手を握ったり、肩を触ったりといった身体的な接触もあります。

また、ちょっとした表情の変化などもわかりやすいので、オキシトシンスイッチは入りやすいと思われます。

ただ、相談者はカウンセリングルームという他人の空間へ入っていかなければなりません。それが、緊張の原因にもなります。

また、移動がストレスになる場合もあります。心が苦しい時に、バスや電車に乗って、時間をかけること自体、しんどい場合もあります。思い悩んでいるときに車の運転が重荷になることもあるでしょう。

オンラインカウンセリングは、自宅、いわば自分の領域で、しかもその領域に他人が入らないという安全感、安心感があります。移動の時間はかからず、ストレスも低くなります。

どちらが、リラックスできるか?どちらがオキシトシンスイッチが入りやすいかは、相談者の性格によります。対人恐怖傾向がある人ならオンラインの方がリラックスできるでしょう。オンライン機器に苦手意識があれば、対面型の方が楽かもしれません。

✅「オンラインか対面か」というよりはカウンセラーとの相性の方が、リラックスレベルの要因になります。

✅つまり、オンラインでも「心理的なつながり」がしっかり形成されれば、オキシトシンは出るということです。

🌞まとめ|共感 オキシトシン セロトニンのループを作る

オキシトシンは、幸福感の機動力となって、セロトニンの分泌を促し、オキシトシンとセロトニンが幸福感のループを創り出します。

人に親切に、ペットにやさしく、家族との接触を楽しむ、そんな、日常的なこころがけでオキシトシンのスイッチをオンにできます。

もし、大きなストレスに襲われたなら、一人で悩まずに、誰かに相談。本当に、心がしんどい時にはカウンセリングがおすすめです。

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