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脳内セロトニンと腸内セロトニンの関係

セロトニンは脳だけではなく腸や血小板にも存在します。セロトニンが最も多く存在するのは腸です。もし、脳にセロトニンが不足すれば腸のセロトニンが役に立つんじゃないかと考えてしまいます。しかし、腸内セロトニンは脳には入れません。

血液脳内関門って何?

脳は人間にとって、とても大切な器官なので脳内に入れる成分は限られています。血管から脳に栄養が流れる部分には血液脳内関門という器官があります。ここで脳に入れていい成分と入れてはいけない成分を選別しています。腸内セロトニンは血液脳内関門を通過することはできません。

それでも脳内セロトニンの量は腸内環境で決まる?

腸内で合成されたセロトニンは脳内には入れません。しかし、腸のセロトニン合成の状態は脳のセロトニン合成に影響を与えます。最近の研究で、「腸内環境が整った人は脳内のセロトニンの合成状況が良い」ということがわかってきました。それにはセロトニンになる前の成分が深く関連します。

セロトニンの合成経路

1,食品として食べられたタンパク質は唾液や胃酸によって消化分解されアミノ酸になります。

2.アミノ酸の一種であるトリプトファンがセロトニン合成の原料になります。

3、トリプトファンは鉄、葉酸、ナイアシンなどの助けを借りて5-HTPという成分になります。

4、5-HTPはビタミンB6の助けを借りてセロトニンになります。↓

5、セロトニンは暗闇になるとマグネシウムやSAMeというアミノ酸の力を借りてメラトニンに変わります。

この合成経路は腸内で起こります。脳にトリプトファンが取り込まれると脳でも同じ経路でセロトニンが合成されます。

5-HTPは血液脳内関門を通過できる

腸内環境が整っていると消化分解が正常に進むので、トリプトファンや鉄、葉酸、ナイアシン、ビタミンB6も正常に血液中に流れ込み、脳内セロトニンの合成も正常に行われます。

また腸内環境が整っていれば腸内セロトニンの合成も順調に行われます。この時には当然5-HTPが合成されます。この5-HTPが血液脳内関門を通過できるのです。5-HTPが腸内から血中に取り込まれて脳内に到達すると脳内では効率的にセロトニン合成が進みます。そのため、腸の調子がいい人は心も体も晴れ気分になりやすいのです。

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